私の人生を変えた本

 

3年ほど前
図書館で私の人生を変える本と出会った
その本のタイトルを見てとびついた

私のための本

英語の本が机に開かれている写真

これは私のために書かれた本だと思った

その本は
『明日死んでもいい片づけ』
ごんおばちゃまという方が書かれた本

明日死んでも…
という言葉が、私の心を撃ち抜いた

私は片付けができず
居心地が悪いことには
気づいていたけれど
どうすれば良いのかわからないまま
散らかりまくった部屋に住んでいた

母は片付けができないわけではないが
もったいなくて、全てを置いておく人。お手本にはしにくかった

これまで片付けをしたことが
ないわけではない
本を読んで、おしゃれな部屋に
少しでも近づこうとチャレンジしたり、きちっと片付けたことはある

でも2日後には、また元通り

結婚したら変わるだろう…
変わらない

子供が産まれたらかわるだろう…
変わらない

子供にも影響するだろうな
と心配だった

お友達の綺麗なおうちにお邪魔しても、別の人種なのだ、こんな風には私は絶対できない

毎日帰路に就くと、気が重くなる
綺麗ではないひっくり返った家に
帰ると想像するだけで

義理の母は、片付けの上手な方で
私の主人も綺麗好きではないけれど
自分のエリアは普通を保てる人

なのに、私にはいくら散らかっていても
一言も何も言わなかった
そのおかげでプレッシャーを
感じることはなかった
本当に感謝している

もし今死んだら、誰かが私の家中の引き出しを開けて色々さわるんだろう

と思ったら怖くて死ねないと思っていた
いくら主人でも

そんな時、この本に出会ったのです!

なんかありがちな言い回しですが
ほんとに出会ったんです

『明日死んでもいい片付け』

このタイトルを見て
私と同じように思っている人が
この世の中にいるのだと知って
うれしくて仕方がなかった

そうそうこれだよこれ!

読書が得意でない私でも
すらすら読み進み

そしてこれならできそー
これが実行できれば
いつまでも死ねないとは思わずに
毎日気楽に暮らせる!

言われた通り『ひたすら抜く
という作業をした

  • 同じ用途のものは一つだけに
  • いつか使うかもはつかわない
  • 去年着なかった服は今年も着ない
  • 紙袋そんなにたくさんいりません
  • 貯蔵本、図書館にあればほぼ捨て
  • 使っていない食器処分

と色々抜いたら、結構スッキリ 

キッチンボードに収納されたお皿とカトラリーの写真

掃除をして
尚も抜けるものを見直し
必要なものと大好きなものだけにして

そして、できるだけサッと出し入れ
できるように収納

私は根っからの面倒くさがり屋なので
ステップが一つでも多いと使わなくなる

例えば重ねている下の方のお皿は
絶対使わない
なので、種類を減らして、
同じお皿だけを重ねる

キッチンボードに収納されたたくさんのお皿の写真

引き出しの中に蓋気付きの箱を入れて
その中に収納すると
二度と開けないので
蓋なしにする…etc

そして定番の物に住所をつける

自分が絶対これだけはできると
自信のある量だけの持ち物にして
片付けたくなる収納にしたら
何の苦もなく
めっちゃ過ごしやすい家になりました

色々なものが一気に出ていても
収納しやすいからくりを作ると
片付けたくなる
これってほんとにスゴい!

どんなにひっくり返っていても
5分で片付けられる自信がある
それは住所があるから

お迎えするものマイルール

キッチンボードに収納されたイッタラのマグカップ、アミールアンリのココット、ミントンのコーヒーカップなどの写真
  • 家に持ち込むものは、住所を決めてから購入
  • 無料でもらえるものはなるべくもらわない
  • 欲しいものだけ購入
  • 少し高くても絶対に気に入ったものを購入
  • 迷ったら買わない

新しい自分発見

片付いた部屋ができると
家に早く帰りたくなる。
外に出たくないくらい家の居心地が
いい。
おちつく。
心の無駄なざわつきがなくなる。
時間と心に余裕ができて、
これまでしたことのない
お菓子作りやパン作りに挑戦。など、
新しい自分も発見できるというおまけ付き

家を建て替える

キッチンの窓の写真

ちょうど1年前家を建て替えた
この片付けを習得してからだったので
自分にはどれだけの物があって
これだけの収納があれば整えられると
自信を持って言えたので
とてもお気に入りの家が作れた
すごく快適

建て替えだったので
しばらく仮住まいをした
レンタルスペースを借りて使わない家具を
一時的に預けておくこともできたが
なんとなく抵抗があって
仮住まいにとりあえず全部突っ込んだ

家一軒分の荷物を40平米の部屋に
入れるので、それはもうなかなかの窮屈さ
でもそれはそれなりにすごく楽しかった
5歩歩けば、行きたいところに行ける感じが、一生ここでの暮らしでいいかもと、マジで家族全員思っていたくらい。

そんな狭い家にも関わらず、息子は友達を呼びまくるし、友達と一緒にピザを焼いたり、お好み焼きを作ってパーティーをしたりと素敵な半年だった

狭いなりにも綺麗に使いやすくし
この家に住んでから快適に暮らすアイデアもたくさん思いついた

全段ボールを開ける訳にはいかなかったので、最小限のもので生活していた
これだけで十分な生活ができる
開けていない段ボールには
何が入っているかいくら思い出そうと
考えても思い出せない
ということは、なくて生活できるんだ
と思って、季節外れの衣類以外の段ボールは、まあまあの勢いで箱ごと捨てた。

新築の家はガランと感じるくらい少ないものの量になって、より快適になった。

私には好きな趣味も色々あって
その道具がいろいろあり
ミニマリストにはなれない。
でもミニマリストの気持ちはわかるようになった。

片付けを習得してから約3年

一度も散らかってどーしようもない
ということになったことはない。
今後もならない自信がある。
あー幸せだ

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